守山50GoTo商店街

守山50goto商店街

 
ほや 商店街、いこか。
特集 魅力あふれる守山の商店街

特集

 

魅力あふれる守山の商店街

守山駅から徒歩圏内に位置する、銀座商店街、中央商店街、ほたる通り商店街の3つの商店街では、2020年11月14日から12月20日の約1ヶ月の間、「50(GoTo)商店街」を開催しています。

長い歴史があり、時代の変遷とともにさまざまな変化を遂げながらも、今もなお地域に欠かせない存在の「商店街」は、地域活性化のための弛まぬ努力を積み重ね、現在も市民に愛され続けています。

そんな各商店街の会長からお話をうかがい、今後の守山と「商店街」への想いを取材させていただきました。
 
商店街マップ

「学校帰りの青春の街」を盛り上げたい

守山銀座商店街振興組合 理事長 北田 照夫 さん

守山銀座商店街振興組合理事長 北田照夫さん
守山銀座商店街振興組合理事長 北田照夫さん
 
昭和39年6月に誕生した[銀座商店街]は、守山に住む人の青春の街。当時、計画的につくられた真新しい道路には、婦人服店や布団店、呉服店など、華やかな店が軒を連ねたといいます。

それから50年以上経ち、2020年の5月には新しいビルがグランドオープンしました。この通りで、今も昔も変わらずレコード店を営む北田照夫さんは「あの頃の街は、放課後になると学校帰りの学生で賑わっていました」と当時を懐かしみます。そして「この通りを商売の街としてもう一度活性化させたいです」と話します。

そのきっかけとなるよう、GOTO商店街では「なかよしマルシェ」を開催。あまが池親水緑地公園を会場に、雑貨やアクセサリー、フード類の販売のほか、特別講座を用意します。

「目指す姿は商店街がまた1つにまとまること。そのためにも、エリア内の他のお店にも商店街の組合に仲間入りしてもらえるよう尽力していきたいです」と、最後に胸の内を明かしてくれました。
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「ノスタルジックでレトロな街」温故知新の精神で

中央商店街会長 堀井 隆彦 さん

中央商店街会長 堀井隆彦さん
中央商店街会長 堀井隆彦さん
 
[中央商店街]は中山道守山宿として栄えた通りが中心です。かつては、東下りの第1番目の宿として「京発ち守山泊まり」と旅人に知られていました。現在では、中山道街道文化交流館のほか、街道沿いの町家を利用した新しい店舗も増えています。

この商店街とともに歩んできた堀井隆彦さんは、「商売とは元があってこそ成り立つ。故きを温ねて新しきを知る、温故知新の精神こそ大切にしなければなりません」と話します。

今回のGOTO商店街では「もりやまいち」を実施し、かつて行われていた「守山音頭」を復活させます。また、安来節、郡上おどりの特別演目、地元ブラスバンドの演奏、さらには結婚式など、地元の人が楽しめる企画を用意しているとのこと。いずれも、商店街の人が夢を持って商売ができるきっかけになって欲しいとの願いが込められています。

最後に堀井さんは「ゆくゆくは中央商店街をノスタルジックでレトロな街にし、商売の心を蘇らせたいですね」と語ってくれました。
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「人が行き交う賑やかな街」魅力づくりに込めた想い

ほたる通り商店街 会長 新野 富美夫 さん

ほたる通り商店街会長 新野富美夫さん
ほたる通り商店街会長 新野富美夫さん
 
守山駅を背に、東側に南北に延びる[ほたる通り商店街]。戦後間もない昭和30年には駅道商店街として存在しており、昭和40年には駅前本通商店街と名を変え、3度目の名称変更で守山に縁のある“ホタル”が通りの名前として採用されました。

議員としても知られる新野富美夫さんは、生まれも育ちもこの[ほたる通り商店街]。ただ全盛期は60店舗ほどあった商店街も、今や20店舗ほどに。この通りが再び盛り上がることを願っています。

その想いを胸に、平成のはじめに毎週実施していたフリーマーケット「ほwるフリマ」をGOTO商店街で復活させます。またイルミネーションを灯し、滋賀を代表するアーティストによる音楽ライブも実施予定です。

新野さんは「この企画をきっかけに、商店街の個々のお店が、前向きな姿勢で魅力づくりに取り組めるようになれば嬉しいです。そしてまた定期的にイベントを実施して、街ゆく人に商店街を歩いて欲しいですね。」と話してくれました。
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